インプラント

当院が2015年『日本の歯科100選』に選ばれました

インプラント

歯科用インプラントとは天然歯根の代用となる人工歯根のことです。
インプラント本体は外科手術により顎の骨に埋め込みます。
埋め込まれたインプラントは、平均6~24週間の治癒期間を経て骨にしっかりと結合します。

インプラントとは

入れ歯はどうしても合わない。柿や漬物が一切食べられない。一生このままなのだろうか?
カラオケが趣味だけど、入れ歯やブリッジだとどうも歌いづらい、発音しにくい。仕方のないことだろうか?

ブリッジを入れてもらったけど歯周病でダメになってしまった。自分の手入れも悪かったけど、なにかいい方法は無いのかな?
このような悩みを持つ患者様、多くいます。失って初めてわかる歯の大切さ。 原則的に抜けた歯を入れる方法は、以下の3つです。

ブリッジ

1つ目がブリッジです。
抜けた歯の両側の歯を削って利用し、連結したかぶせ物をはめる方法です。この方法だと両側の問題ない歯を削る必要が出てきます。

神経の生きている歯の場合、神経をとる必要があるかもしれません。歯の神経を取ると治療の回数も多くなります。

通常、1本歯がない場合両側の歯で橋渡しして支えます。 つまり3本分の力を2本の歯で支えることになるのです。 同様に2本歯がない場合、2本、3本で支えます。

これですとどうしても負担がかかりすぎて、支えの歯の寿命も短くなりがちです。特に歯周病の進行した患者様は要注意です。ですが、ブリッジは接着剤で固定するため、噛み易い、あまり気にならない、というメリットがあります。

しかし、その反面、周囲の歯に負担をかける歯周病の進行した患者様には薦められません。定期的なメンテナンス、予防処置は必須。適応できない場合も多いということがいえます。

入れ歯

2つ目は、入れ歯です。
これは取り外しができ、部分入れ歯、総入れ歯などがあります。
歯茎に似せたピンクのプラスティックの上に歯がのっています。保険適用され、特に周囲の歯を削ることもなく、安価で短期間で完成させることができます。
その反面、欠点も多くあります。

まず一番目の欠点は、大きなプラスチックのかたまりである事です。当然お口の中に入れると、かなりの違和感がでます。

お口の中の感覚というのはとても鋭敏で、苺のつぶつぶ、あるいは塩の結晶一粒でも感受できます。 入歯のような大きなかたまりが、お口の中に入って機能するのはどちらかというとまれなことなのです。 皆様、我慢したり、仕方なくと思って使用されているようです。
食べ物の熱さや味も感じにくくなるのも当然です。

また、部分入れ歯の場合、入れ歯を入れる両サイドの歯にトメ金のようなものをかけます。これをかけることにより、入れ歯を固定します。しかし、支えにされた方の歯はたまったものではありません。

咬む度に、上下左右に揺さぶられ、力を加えられ続けます。バネをかけていた歯が抜けてしまうと、その分、部分入れ歯を大きくして、次の歯にバネをかけ、またバネをかけていた歯が抜けて、ということを繰り返し、総入れ歯に着実に近づいてしまうことになるのです。

このバネが目立つところにあると、外から見えてしまうことがあります。 入れ歯の場合、毎日のクリーニングも必要です。入れ歯にも歯石がつきます。入れ歯に付いた歯石は、歯についたものより取りづらいのです。どうしても手間がかかってしまいます。

旅行先なので「人に見られるのが恥ずかしい」とおっしゃる患者様もいます。 また、入れ歯が大きくなるにつれて入れ歯がズレて粘膜に当たって傷ができたり、食べ物のかけらが入って痛みが出たり、という事が多くなります。 総入れ歯になると咀嚼能率が健常者の10%程度まで下がるという学会報告もあります。

「好きなものが食べたい」 「旅行先で周りの人と同じものが食べたい」 歯を喪失して初めて歯のありがたさのわかる患者様、多いように思います。

食べる楽しみのすばらしさ、人生の大きな喜びのひとつです。 80歳以上の日本人は本来28本ある歯うち平均21本喪失しています。ということは、ほとんどのお年寄りが入れ歯を使用しています。

このように入れ歯というのは確かに、安くて、手軽に、気軽に、短期間で作成することが可能です。しかし、安く出来るということの代償として、心身に負担やストレスをかけているのです。

ある調査によると、総入れ歯の人と自分の歯が10本以上残っている人を比較した場合、総入れ歯の人の方が明らかにアルツハイマーになりやすいというラットによる実験データも出ています。歯をかみ合わせたときに脳へ伝わる刺激というのはそれほど、重要なんです。

咬んだ時に起きる刺激によって記憶能力が活性化され、同時に運動能力も回復されます。このように、咬合するという能力は人間が生活するうえで重要な要素なのです。

インプラント

そして、3つ目がインプラントです。 インプラントとは歯の抜けたところに人工の歯根を植え、しっかりと顎の骨と固定した後、その上に人工の歯を製作し装着する方法です。天然歯と同様な咬み合わせ、見た目を回復できます。



インプラントは両サイドの歯を削ったり、負担過重を引き起こすブリッジの欠点はありません。同様に、入れ歯特有の装着時の違和感、咬み合わせのズレ、痛みはありません。 前歯の場合も自然な外観や表情を取り戻すことができ、人前で話すこともまったく平気です。
入れ歯のときのようなバネが外に見えることもありません。

噛む機能が回復することで食べ物の制限が無くなり、バランスのよい食事が楽しめます。

楽しい食事は体を健康に保つだけでなく、心までも健康にします。舌の運動も口の中がすっきりした感じになり、本来の自然な運動が甦ります。
そして、脳への刺激も強くなりますので、これまで入れ歯だった方がインプラントをいれると多くの方が若々しく、活力に満ちた人生に切り替わることが多いようです。

ただし、最近一般的になってきたインプラント治療も、まだためらいのある患者様も多いようです。 「手術が心配」 と考える方が多数いらっしゃいます。
インプラントを顎の骨に植える手術は当然麻酔をして行います。

全身麻酔は必要ありません。局所麻酔で十分です。術中の痛みもほとんどありません。歯を削ったり、神経を取ったりという処置は時に痛みを伴う事もありますが、その痛みとは別のものです。術後もほとんど痛みはありません。

何度か抜歯の経験のある患者様なら心配は要りません。どうぞご安心ください。 ただ手術時間はインプラントの本数、植立場所、骨の状態、年齢などで個人差があります。
1時間から3時間ぐらいです。

お口の中の問題をいつまでも放置しておくのと、手術を乗り越えて問題を解決し、素敵な生活を送るのとどちらがすばらしい人生でしょう? 繰り返しますが乗り越える山はあまり高くありません。
「インプラントは保険が効かない」 残念ながらそのとおりです。 ヨーロッパの一部の国では保険が効きますが、日本の財政状態を考えると将来的にもほとんど可能性はありません。 種類にもよりますが1本32万円以上です。
ただ、説明したとおり、保険で作る入れ歯は当面の機能は回復しても、長期的なお口の健康のことを考えると疑問です 。

また、「歯がいくつかなくなっても困らない 」と思う方もいらっしゃるようです。
大変な誤解です。 前歯・犬歯・臼歯 、歯にも1本1本、役割があるのです。
下の大臼歯が一本でも喪失して放置されたら口の中でどんな変化が起こるでしょう?

本来咬み合っていた上の大臼歯が伸びてしまった場合、その後歯を入れる場合、上の大臼歯を削ってスペースを確保する必要があります 。

喪失した歯の隣の歯が傾いてしまった場合、これを治すには歯列矯正が必要になります。
逆側の臼歯ばかりで咬むようになり、顎の関節に影響が出ることがあります。
さらに全身的に肩こり、不眠その他ストレスを感じるようになります。

このようにたとえ一本の歯でもそれぞれに役割があり、その機能を喪失することにより、いろいろな障害が発生するのです。 たとえば急に片目が見えなくなってしまったらどうしますか?困りませんか? 「両方見えないと不自由だ。
見えなくなった目が見えるようになるなら、どんなことでもするのに。」と思いませんか?

見えなくなった目を戻すのが100万円だとしましょう。100万円の新車を買うためにお金を貯めていた人はためらわず、目にお金をかけるのではないでしょうか?
ある意味、新車は必要です。家族や友人と旅行したり、すばらしい思い出を作るのも、5年乗った車より新車のほうが気分がいいものです。

しかし、残念にも無くなってしまった歯をまた取り戻すということもとても大事なことに思います。 友達・家族と食事をしたとき、みなと同じように食事をして喜びを分かち合う、旅行に行ったとき口元を気にせず写真に写る、大きな口を開けて笑う。

とても豊かで自信をもった人生が回復できるのではないでしょうか。 基本的な健康を高め、人 生の質を向上させる。豊かな気持ちで生きてゆく。このような価値観で考えれば仮に1本の歯を戻すのに30万円かかっても、それが高い金額になるでしょうか?

今後は、ご自身の生活、人生を楽しむため、後に回してきたご自身の健康にお金をかける。 ライフスタイルやライフクオリティーにどうぞお金をかけてください。

インプラント治療例

歯を一本だけ失った場合

1本のインプラントによってあたかも自分の天然歯のように自然に感じられます。 顎骨の”萎縮”の心配もありません。 ブリッジを入れるときのように健康な隣の歯を削る心配がありません。

数本の歯を失った場合

この場合もインプラントが理想的な解決法となります。 数本のインプラントを歯の無い部分に入れ、これを土台としてヘッド部にブリッジをかぶせます。

歯のない部分が広い場合

臼歯(奥歯)が失われた場合、従来は取り外し式の部分入れ歯で咬合機能を回復させてきました。 これに対し、インプラントなら天然歯と同様の感覚の”固定式”人工歯を入れることができます。

歯がまったくない場合

下顎の歯が一本もない場合の修復にはインプラントがよく利用されます。 インプラントのヘッド部をバー状の維持装置で連結し、その上に取り外し式の入れ歯をしっかりと固定することができます 。

PageTOP