唾液について
こんにちは。
川崎区小島新田のパール歯科医院です。
虫歯になりにくい人がいます。
そういった人の一つの特徴は、
唾液の出る量が多いということ。
唾液は虫歯菌からの攻撃を防ぐ力が抜群!
逆に唾液の力が足りないと、
いくら歯磨きを頑張っても、
食生活に気を使っても
虫歯になってしまうんです。
虫歯を防ぐ上で、
重要な働きをしているのが、
「唾液」です!
実は唾液には、
虫歯菌から歯を守る
すごいパワーがあるんです!
皆様はよく噛まずに
食事をさっとすませる方を
時々見かけたりしませんか?
時間効率はいいかもしれませんが、
早食いは唾液の大敵なんです!
しっかりと噛み締めて唾液の出てくる
顎下腺・舌下腺・耳下腺を刺激しましょう!
それぞれ顎下腺と舌下腺は舌の裏側、
耳下腺は上の奥歯の外側にあります。
よく噛んで食べるほど、
唾液がジワジワ出てきて
虫歯菌から歯を守ってくれます!
もちろん唾液には、
消化を助けてくれる酵素も含まれています。
アミラーゼやリゾチームなどが含まれ、
デンプン やグリコーゲンを
加水分解して糖質にします。
白いご飯をよく噛み締めて食べると、
甘くなりますよね!
1日で分泌される唾液の量は
およそ1リットル程度といわれています。
その多くは顎下腺から分泌されます。
しかしその唾液の分泌は、
15歳がピークといわれているんです。
20代では1日に
およそ1リットル~1.5リットル
分泌されていますが、
30代を境に徐々に分泌量が減少します。
そして70代を超えると、
およそ3分の1にまで減少してしまうんです。
ですから唾液を出すことを
意識して生活してみてくださいね。
唾液をたくさん出すには、
幾つかのコツがあります!
それをご説明いたしますね。
まずは、
①よく咬む
よく咬まなくても、
するっと飲み込むように食べられる物が
中心の食生活は是非改めてみて下さい。
現代の食事はそういったものが多いので、
歯ごたえのある食材を使用するなど
少し工夫してみるといいかもしれません。
②口呼吸しない
口呼吸する人は、注意してください!
口呼吸すると口の中が乾燥して
虫歯危険度が高くなります。
特に就寝中が危険です・・・!
日中などの意識できるところから
口呼吸しているかどうか
気をつけてみて下さいね。
③薬を多数飲んでいる
実は薬の中には、
唾液の分泌を悪くするものがあるんです。
当然必要なものは
飲まなくてはなりませんが、
場合によっては内科の先生と
相談する必要あるかもしれません。
以上の3つを意識して、
たくさん唾液を出すことで
健康なお口の状態を保って下さいね!
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