インビザラインで歯が動く仕組み
みなさま、こんにちは
川崎市「小島新田」駅から徒歩1分のパール歯科医院です。
当院は、歯を守りたい、健康を実現したいと願う方の歯科医院で、
担当歯科医師・歯科衛生士があなたの健康をサポートいたします。
今回は、インビザライン(マウスピース矯正)で歯が動く仕組みについてご紹介します。
インビザラインとは、近年人気のマウスピース矯正です。透明なプラスチック製のマウスピースを装着することで歯並びや噛み合わせを整えていく矯正治療方法で、装置が目立ちにくいことが大きな特徴です。
- 矯正治療ではどのように歯が動く?
歯根(歯の根)は歯根膜とよばれる薄い組織で覆われている状態で、歯槽骨という顎の骨に埋まっています。歯根膜は歯と歯槽骨の間でクッションのような役割をしており、一定の厚みを保とうとする性質をもっています。矯正治療で外からの力がかかると、その力が歯根膜に伝わります。歯が動く方向にある歯根膜は収縮し、反対側は引き延ばされますが、それぞれの歯根膜はもとの厚みに戻ろうとします。そのとき、歯が動く方向側では骨が吸収し、反対側では骨が再生されるのです。このように、骨の吸収と再生を繰り返すことで、少しずつ歯が動いていきます。
- インビザラインでの歯の動かし方とは
インビザラインでは、装着するマウスピースが今ある歯並びよりも少しずれるように設計されています。
このずれが歯に適度な力をかけ、歯を移動させるように促します。
- 1枚のマウスピースでどのくらい歯は動く?
インビザラインでは、マウスピースを装着して持続的に力を加えることで歯は徐々に動いていきます。1回の炎症反応で歯が動く距離は0.3~0.5mm程度といわれており、インビザラインでは1カ月で最大1mm程度歯が動くようにマウスピースが設計されています。つまり、1枚のマウスピースで動く歯の距離は0.25~0.35mm程度ということです。
https://www.pearl-dental-clinic.net/blogs/mame/%e7%9f%af%e6%ad%a3%e6%ad%af%e7%a7%91/
- まとめ
今回は、インビザラインで歯が動く仕組みについてご紹介しました。
マウスピースの設計のずれを利用しながら歯に力をかけ、細胞の吸収と再生を繰り返しながら歯を動かしていくのですね。
インビザラインでの歯列矯正にご興味のある方は、お気軽に当院までお問合せください
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