歯の豆知識ブログ

虫歯じゃないのに歯が痛い??

 

こんにちは。

川崎区小島新田駅前のパール歯科医院です。

 

TCH(歯列接触癖)という言葉を

皆様はご存知でしょうか?

 

tch05.png

 

歯科医院でお口の中を診てもらった時、

歯ぎしりがあると

指摘されたことがありますか?

 

歯ぎしりは、就寝時におきるものですが、

最近、目が覚めている時も、

歯を食いしばる人が増えてきました。

この現象をTCHといいます。

 

就寝時、歯ぎしりをする人は、

目が覚めている時も無意識の下で

歯を食いしばる人がとても多いことが

各種研究ではっきりしてきました。

 

本来上下の歯は何もしない時、

接触しないものです。

食事の際は、それでも接触させますが、

1日平均1517分程度と言われています。

tch11.png

ただTCHの人は、

覚醒時でも、無意識で長時間接触させます。

これが、お口のまわりの筋肉や関節に

大変な悪影響を及ぼし、

顎関節や頭痛や肩こりを誘発させます。

 

更には、歯周病の悪化、歯の咬合痛、

歯の移動、舌・頬粘膜の誤咬、

充填物・補綴物の脱離、歯冠破折、

慢性口内炎、舌痛症、発語不明瞭化など、

口腔内の症状を引き起こすことがあります。

 

下記に当てはまる方はTCH要注意です。

 

・スマートフォンやパソコンを頻繁に使う方

・習慣的に噛みしめる回数が多い方

・スポーツ練習など、力仕事など、

一生懸命何かをしているときに

噛みしめる癖がある

・仕事や対人関係など、

不安や緊張などのストレス状態にある方など

 

では、TCHを改善するには

どうすればよいのでしょうか?

 

まずはご自身がどのような状況で

歯を接触させているのかを

理解する必要があります。

 

そして、そのような生活の場では

「リラックスを心がける」

「意識して口を開ける」

など歯を接触させないための

生活の改善が求められます。

 

例えば、日常生活で目に入りやすい場所に

「リマインダー」という

TCHを思い出させるためのキーワード

(「リラックス」など)を書いた張り紙を

貼るのがとても有効です。

 

更には、

TCH防止のためマウスピースを

口腔内に装着することもあります。

 

tch02.png

ストレスの多い現代社会において、

歯を食いしばって仕事をしている方も

増加してきています。

 

また特に最近増えているのが、

下を向きながらスマホの画面を

操作している人です。

そのような人は、姿勢の問題もあり、

無意識に噛みしめ、

TCHになる確率が非常に高いのです。

 

TCHによる歯並びや噛み合わせの相談、

TCHそのものについて

ご質問などございましたら、

ぜひパール歯科医院までご連絡ください。

 

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