虫歯を放置するととんでもないことに?!
こんにちは。
川崎区小島新田駅前のパール歯科医院です。
皆さんの中で、
「虫歯はあるけど、何らかの理由で
歯科医院に通うことができない」
または、
「虫歯はあるが痛みがなくなってきたから、
その虫歯を放置してしまっている」
なんて方はいますでしょうか?
虫歯を放置すると、お口やお身体に
どのような影響を与えるかご存知ですか?
今回は、虫歯を治療せずに放置すると、
どのようになるのかについてご説明します。
「虫歯を放置する」
これは大変危険なことです。
歯が溶けてなくなってしまうだけでなく、
生活全般に影響を及ぼすことがよくあります。
私達のお口の中は、食べかすに含まれる糖を
エサに増殖した歯垢が、
酸(カルシウムを溶かす)をだして
歯の表面を溶かし(脱灰)、
また溶かされた歯は唾液の働きによって
元に戻るようになっています。(再石灰化)
歯は物を食べるたびに脱灰と再石灰化を
繰り返しているのです。
このバランスが崩れたとき虫歯になります。
この虫歯を放置し虫歯が進行してしまうと、
虫歯の菌は歯の神経に到達し、
痛みが出てきます。
皆さまの中にも虫歯になって
歯が痛い!なんて経験をされた方が
いらっしゃるかと思います。
それでもさらに放置してしまうと、
虫歯の菌に侵された歯の神経は
やがて死んでしまいます。
本来であれば、死んでしまった神経は
歯の根管治療で取り除くことができますが、
そのままにしていると
歯の中で腐敗してしまい、
やがて細菌をばらまくようになるのです。
神経が死んでいるので、
歯の痛みはもうありません。
痛みがないから大丈夫!と
放置してしまっていたりしませんか?
しかし、放置した虫歯の恐ろしさは
ここから始まるのです、、、!
腐った神経から細菌が、
あごの骨にまで広がっていきます。
すると、あごの骨が炎症を起こして化膿し、
歯ぐきから膿が出てくるようになります。
また、あごの骨髄が細菌に感染して
「骨髄炎」になってしまったり、
体調不良などが
続くようになることもあります。
細菌が血液の中に入り込み全身をまわり、
さらにその菌が脳に入り込んでしまうと
「脳梗塞」や「脳腫瘍」などの
病気を引き起こしかねません。
また心臓に入り込むと「心筋梗塞」に
なってしまうこともあるのです。
そして、近年、日本人の死因第3位の
「肺炎」などといった病気を
引き起こすケースも稀にあります。
虫歯を放置することは、
重い病気にかかるリスクが高くなり、
最悪、大事な命さえも
落とすことになりかねないのです。
そのようにならないためにも、
早い段階において歯科医院で治療、
そして、虫歯の予防をすることが
とても大切になってくるのです。
虫歯を放置してしまっている方は
手遅れになる前に、かかりつけの歯科医院で、
お早めに治療することをお勧めいたします。
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